地域経済に貢献する役割を担っている地方銀行

地方銀行は都市銀行と同様に普通銀行の一つであり、日本全国の各都道府県に本店を有し、各地方で営業活動を行っている銀行のことを指します。
地域経済に貢献することを目標としている銀行が多く、そのほとんどが地域の中小企業への融資や個人顧客向けリテールに特化してます。
都市銀行が都銀と呼ばれるのに対し、一般的には地銀と呼ばれ、さらに地銀と第二地銀に分かれています。
地銀は都道府県の県庁所在地などに本店を構え、その県内にたくさんの支店網を張り巡らせながら、地域の中小企業に対してきめ細かなニーズ発掘と与信をおこなっています。
したがって地元企業にとっては資金調達先として大きな役割を担っています。
かつては当時の都銀の下位行より財務体質も優れ、資金量が大きかったところもあり、各都道府県の大都市に支店を構える都銀と常に激しい営業競争をしてきました。
しかし、その都銀は不良債権処理問題に端を発したグループ再編や合併が繰りかえされ、やがてメガバンクを形成していったことから、今日では営業規模の差は比較にならないほど大きくなりました。
一方の第二地銀は1989年に相互銀行から普通銀行に転換することで誕生した銀行で、営業基盤や資金量など規模の面では非常に小さく、中には信用金庫よりも小さいものもあります。
これまで長期間にわたる地域経済の停滞や財務内容の脆弱さから破たんしたり、合併されたりしてきました。
信用金庫や信用組合と同様に小口の取引先が多く、地域経済にとってそれなりに重要な役割を持っています。